解決済み
【公務員試験】東京都庁IBしか受験しない場合、 民法は捨てても平気でしょうか?働きながら、公務員試験の勉強をしており、 学生より勉強時間が限られているので、 捨ててもいい教科があるなら捨てたいです。 東京都庁が第1志望で…というか都庁しか受験しない予定です。 専門記述でも、民法は選択しません。 このような条件であれば、民法は勉強しなくても大丈夫でしょうか? 教養試験で、法律問題が1題でるようですが・・・ 予備校には通っていて、8月後半から民法の講義が始まる予定なのですが、 民法は量が多く、難しいと聞きました。 いかがでしょうか。 何かアドバイスを頂けたら、と思います。 宜しくお願い致します。
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結論から言いますと、戦略的に民法は捨ててしまって全く問題ありません! 大前提として、都庁専願というルールのもとで以下記述します。 都庁の教養択一(40問)は足切り(足切りの意味は後述)にしか使われないため、1問だけ出題される法律問題がもしも民法系だったらと心配して、民法を勉強するのはコストパフォーマンスが悪すぎます。 また、1問だけ出題される法律問題は、例年、公法系の問題であることが多く、今年の問題は確認したところ憲法の基本的な問題でした。 ですから、専門記述において民法を選択しないのであれば、都庁専願という条件の下、民法を学習する必要は全くありません。 専門記述3科目をどうされるか分かりませんが、個人的に憲法はきちんと学習すべきだと思います。その際、判例の結論と「その事件名」を対応させて覚えるようにして下さい。憲法は、大きく分けて人権分野と統治分野とがありますが、都庁の憲法の専門記述においては、「〇〇〇の判例に触れながら答えよ」という形で問われることが多く、人権分野、統治分野いずれの分野からの出題であれこの傾向が伺えます。 従って、憲法の勉強をするときに、判例とその事件名(〇〇〇)とをきちんと対応させてコツコツ覚えていくことが、本番の実力に繋がります。 また、前半で記載しましたように、教養択一で出題される法律問題1問は、公法系の問題が多いので、憲法を勉強しておくことでその1問に答えられる可能性が、民法を勉強するよりもグッと高くなります。 専門記述の残り2科目については、好みの問題ですが、行政学や政治学といったいわゆる学系は、出題さらる論点が少なめなので選択する受験生が多いです。 ただ、ぴったり3科目しか勉強しないとなると、もし本番で自分が選択する科目で難問、奇問が出題された場合に対応が困難になるので、専門科目(記述)は4~5科目勉強しておいて、本番ではその中から特に書けそうな3科目を書くというのが王道です。 最後に、蛇足ですが、、、 都庁の教養択一は、専門記述と教養論文を採点してもらう資格を得るための足切りにしか使われませんので、そこまで高得点を取る必要はありません(というのも、足切り点を超えさえすれば、一律評価なので、ギリギリで足切りを超えた人も、余裕で足切りを超えた人も同じ扱いを受けます。そこで差はつきません)。そして、足切りを超えた人だけが、専門記述と教養論文を採点してもらうことができ、そのなかの約2/3が一次試験を突破します。 とはいうものの、教養択一で足切りにかかってしまい、せっかく書いた専門記述と教養論文の採点さえされずに不合格となる受験生が多いのが現実です。 そこで、やはり、都庁の試験では教養択一で足切りにあわないようにすることが大前提です。その際、1問しか出題されない法律問題や理科の各科目等に必要以上に気を取られるのではなく、数的処理と文章理解で出来るだけ多く点を取ること、こちらに意識を傾けて下さい。数的処理と文章理解である程度の獲得できる点数の目安がつけば、あとは足切りを超えるために足りない点数を取るために、知識系の対策をすれば良いわけです! ちなみに、例年、教養択一の足切り点は40点満点のうち、22~24点くらいです。この点数に満たなければ、たとえ専門記述と教養論文がどれほど優れていても、それらは採点すらされずに不合格です。足切りを超えれば、25点だろうが30点だろうが35点だろうが同じ扱いを受けます(一律評価)ので、30点くらいを目標に勉強してください。そうすれば、本番で少ししくじっても足切り点は超えられるはずです。 以上、とてつもなく長くなりましたが、少しでも参考になれば幸いです!
なるほど:2
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