解決済み
H25年行政書士試験の記述の採点予想つけて頂ける方、24点以上確保できているか採点よろしくお願いします!44 Aが、建築基準法に基づく建築確認を得て自己の所有地に建物を建設し始めたところ、隣接地に居住するBは、当該建築確認の取り消しを求めて取り消し訴訟を提起すると共に、執行停止を申し立てた。 執行停止の申し立てが却下されたことからAが建設を続けた結果、訴訟継続中に建物が完成し、検査済証が交付された。 最高裁判所の判例によると、この場合、 ①建築確認の法的効果がどのようなものであるため、②工事完了がBの訴えの訴訟要件にどのような影響を与え、③どのような判決が下されることになるか。 私の答え 法的効果が建物完成と共に失われる為Bの原告適格や法律上の利益がなくなり却下判決が下される。 (却下判決が下される、という部分だけでも部分点頂けないものでしょうか?) 45 Aは、Bに対し、Cの代理人であると偽り、Bとの間でCを売主とする売買契約(以下、「本契約」という)を締結した。 ところが、Cは、Aの存在を知らなかったが、このたびBがA・B間で締結された本契約に基づいてCに対して履行を求めてきたので、Cは、Bからその経緯を聞き、はじめてAの存在を知るに至った。 他方、Bは、本契約の締結時に、AをCの代理人であると信じ、またそのように信じた事について過失はなかった。 Bは、本契約を取り消さずに、本契約に基づいて、Aに対して何らかの請求をしようと考えている。 このような状況で、AがCの代理人であることを証明することができないときに、Bは、Aに対して、 「どのような要件の下で(どのようなことがなかったときにおいて)、どのような請求をすることができるか。」 「Bは、Aに対してで」に続けて、記述しなさい。 Bは、Aに対して 私の答え Cの追認を得られなかった場合、売買契約の履行の請求又は、損害賠償請求をすることができる。 46 Aの指輪が、Bによって盗まれ、Bから、事情を知らない宝石店Cに売却された。 Dは、宝石店Cからその指輪を50万で購入してその引き渡しを受けたが、Dもまたそのような事情について善意であり、かつ無過失であった。 盗難の時から1年6か月後、Aは、盗まれた指輪がDのもとにあることを知り、同指輪をDから取戻したいと思っている。 この場合、Aは、Dに対し指輪の返還を請求することができるか否かについて、必要な、または、関係する要件に言及して記述しなさい。 私の答え 盗難の時から2年以内の為、指輪購入時に要した代金を支払えば、返還の請求をすることができる。 以上です。 厳しめで採点よろしくお願い致します。
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日曜日の本試験お疲れさまでした。 あくまで、個人的な予想である点と、受験生全体の出来によって記述の採点基準が変化する点は了解してください。 >44 6点。 「却下判決が下される。」で6点は期待できます。本問は、書くべきことが①②③と3つ必要で、それぞれに8点、6点、6点の配点があると予想されます。①②で部分点がつかなくても、③をしっかり書けていればここの部分点6点はつくと思われます。 ※配点予想 「建築確認の法的効果」8点 「Bの訴えの利益が失われる」6点 「却下判決が下される」6点 >45 14~16点。 問題文の問い方との関係で議論はありますが、117条2項に明文がある以上、「Aが行為能力者であり」という要件も必要と思われます。ここの予想配点6~4点のマイナスはありえます。他の部分はよく書けていて、減点の対象にはならないでしょう。 ※配点予想 「Aが行為能力者(制限行為能力者でない)」6~4点 「Cの追認が得られない」6~8点 「履行または損害賠償の請求」8点(片方だけなら4点) >46 16点前後。 必要な要件は全体として良く書けてますが、「50万」という金額明示が必要と思われ、ここで小さな減点がありえます。また、「Dが払った代価」といったように「誰の」という記述があるとより安全でした。 ※配点予想 「盗難から2年以内」6~8点 「Dが払った代価50万を弁償」8点 「返還請求ができる」6~4点 以上、3問合計で、30点台の後半の可能性が高いです。かなり厳しめに採点されても30点前後でしょう。24点はクリアしていると思われます。質問者さんの合格を願っています。
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