まず、神社に祀られているのは御神体。御神体と言っても神そのものではありません。 依り代(よりしろ)といって神が宿るものです。祭事に際しては依り代に神を降ろして行ないます。なので必ず祭事の始めに「降神の儀」を行い、終了する際には「昇神の儀」をおこないます。 しかし神が居ないからといっていい加減に扱う事は出来ません。それ自身が神であるのと同じように扱うべきものなのです。 その上でも尚、神を降ろす前には「祓い清め」を行ないます。 簡単に言ってしまえば、神社にあるのは神様がすわる専用の席で、マツリのたびに座っていただくということですね。 例えば伊勢の神宮があります。先日遷宮した内宮には天照大神がおわします(おわしますというのは上記の如く依り代を神そのものとして扱う事による表現です)外宮は豊受大神ですね。この場合一つの宮に一柱(神は柱と数える)の神様を祀っています。 一方八幡神社(八幡宮)があります。これは基本的に応神天皇である誉田別尊を祀りますが、多くの場合は八幡三神といって応神天皇、神功皇后、比売神を祀ります。 複数の神を一つの宮で祀る方法にはこのような主祭神と同等の格として祀る「合祀」があります。合祀は合わせて祀る総称としても使います。主祭神と同じ宮に祀ることから「相殿(あいどの)」という呼び方もあります。 神社という語句は実は神社の神域、境内全てを含めた呼び方です。つまり本神殿のほかに境内に祭られている多くの宮があります。伊勢の神宮でも御神橋の向こうに幾つもありますね。コレを境内社といいます。さらに伊勢の神宮には橋の外側にも関連の神社があります。これを境外社といいます。実はこれら全てを含めての「神宮」なんです。(単に神宮と言う場合は伊勢神宮を意味します)これら境内社、境外社全てを含めて「神社」というのです。 従って「神社に一つの神」ということは無く、神社では複数の神を祀る事の方が多い」ともいえます。 さらに明治政府は政策上、多くの地名を合祀するように布告しました。これが合祀令です。 従って国内の多くの神社では本来縁を持たない別の神社であったものが合祀して一つの神社にされました。 なのでそれまで単柱の神様を祀っていた神社でも複数の祭神になったのです。 従って「国内の多くの神社では複数の神を祀っている」と言っても過言ではないともいえます。
日本には八百万(やおよろず)の神様がいると言われています。 神様の元締めは島根県の出雲大社にいると言われる大国主大神ですね。 神無月は日本中の神様が出雲大社に行くので神様の無い月と言われます。島根では神有月というところもあるそうですね。
カテゴリー違いです。 宗教のカテゴリーで質問してみてください。 で、あなたの質問の趣旨はどういうものなのでしょうか? どこの神社にも神様がいるなら近くの神社で済ませてしまおう、ということでしょうか? あなたの考える「神様」はそんな安易な人の応援をすると思いますか? 逆にどんな小さな神社にも神様がいて敬うべきだ、という質問なら、そうしてください。 一言説明するなら、神社は願い事をする場所ではありません。 今日まで無事に生かしてくれてありがとう、と感謝するところです。
< 質問に関する求人 >
神社(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る