小説を書いているんですが…… 警視庁の１課と2課の捜査作方法で大きな違いはありますか？ また一人の刑事が単独…

Question

小説を書いているんですが……

警視庁の１課と2課の捜査作方法で大きな違いはありますか？
また一人の刑事が単独で捜査をすることはあるのでしょうか？

上司から言われて、１課から2課へ所属部署を変えられたり、警視庁から田舎に飛ばされることはあるのですか？
また、飛ばされるとしたらどんな理由がありますか？

どれか１つでも構いませんので、色々な人のお答えをお待ちしております。

Answer 1

刑事部捜査一課と捜査二課の違いは、捜査手法ではなく担当事案です。

捜査一課の担当は、殺人・強盗・性犯罪・火災犯等の強行犯捜査、及び誘拐・立て篭もり等の特殊犯捜査です。

捜査二課は、選挙・政治資金・贈収賄・詐欺等の知能犯捜査が担当です。

ですから、一概に刑事と言っても一課と二課では専門が異なります。

人事異動で一課から二課、あるいはその逆の異動が有り得るかどうかは不明ですが、警察庁広報で出てる刑事畑キャリアの異動を見てると有り得ないかもしれません。もっとも、全く畑違いの部署に異動という例もありますので、一概に言える事ではないと思います。

ノンキャリアつまり警視庁採用の警察官であれば、警視庁本部や所轄、方面本部間で異動しますし、キャリアつまり警察庁警察官であれば、警察庁本庁や警視庁初めとした地方警察本部を頻繁に異動します。通常の人事異動でも動きますし、上層部ならば、不祥事で地方警察局長に飛ばされるキャリアもいるようです。

【補足】捜査一課の担当事案について
上記記載のもの以外に、警視総監の特命による事案も捜査一課が担うことがあります。地下鉄サリン事件はその一例で、明らかなテロ事案でしたが、主導は公安ではなく捜査一課でした。