解決済み
飲食店を経営しようと思ってます。 友人4人で始めようと思っています。 開業資金(300万)は友人が出資します。 株式にはしないで全員、個人事業主 で始めると言っています。 この雇用形態で始められますか?ざっくばらんな質問で申し訳ありません。 どなたかお詳しい方いらっしゃいましたら、簡単で結構なので教えて頂けると幸いです。
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不可能ではありませんので手短かに答えれば「その雇用形態でも可能です」という事になりますが・・・ しかし、トラブルが予見できます。むしろ、トラブルにならない方が可能性としては低いので、お勧めはしません。実は、飲食店に限らず、友人と一緒に始めるビジネスの大半はトラブルになります。他人ですから考え方に多少の違いはあるでしょうし、大なり小なら経営のあり方などで考えの相違が発生しますが、出資比率の異なる赤の他人や、雇われ役員のように判断権限の序列が曖昧になります。関係がこじれたりもします。これは、出資比率が同じ場合に良く見られますが、出資比率が0:300という今回みたいなケースでは余計に起こり得るのではないかと思います。その理由は、ご質問の内容にも直結します。 4名全員が個人事業主で、しかし出資者は1名だけとなると、残念ながら、この飲食店の経営者というのは出資をした1名のみとなります。残りの3名は何なのかと申しますと、業務委託契約(口頭であっても実態としてはこうなります)を受けて働いている「下請け」という事になります。そう、開業はできますし、4名で個人事業にもなり得ますが、決して対等な立場ではありませんし、間違っても共同経営者ではありません。 そうは言っても「一緒にやろう!」というつもりで始めるでしょう。しかしやがて経営に関する意見の相違は発生します。出資していないのに声がデカイとなると、それはそれで出資者は納得しませんし、出資比率で事実上ワンマンに判断が委ねられてしまうと「一緒に」やるはずじゃなかったのか!?と、これまたトラブルになります。 私はそもそも友人が集まって何かしらのビジネスを始めるというのはとにかく避けるべきだと思いますが、出資比率が極端に異なる状況で「共同経営」という考えを持つのは危険だと思います。(これは、株式会社にしても同じ事です。)開業準備段階や直後では給与を出せるほどのお金はないでしょうから、実態として出資金0円のメンバーもまた無償労働分のお金を出しているのと同じ事だとか、お金は出してないが調理技術等が他より備わっているのでそれ自体に価値があるメンバーもいるかも知れませんが、なんだかんだ言ってもどんなビジネスも最後は出資比率がそのビジネスの所有権であるというドライな世界です。感情や私情が挟まると必ず問題になります。 では、共同経営ではなく、単に友人が飲食店を初めて、他の友人と3名でそこで働く予定にしている。しかし、雇用ではなく個人事業主の下請けとしてやりたい場合・・・ 理由は一つしか思いつきませんが、それは開業初期の段階で給料が出せないから、という事ですよね。これはこれで大変に関係がこじれる原因になります。初めての飲食店経営なら絶対に当初の経営計画通りに事は進みません。出資者なら我慢もできようが、事実上の従業員である下請けは限界があります。そのうち未払い賃金問題にも発展してしまいます。個人事業とか下請けとか契約とかどんなに出しても、労働法的には本人が「実態は雇用状態にあった」という事を証明できてしまえば、それまでです。 質問の趣旨からははずれてしまいますが、友情を壊さないためにも、やめておいた方がいいでしょう。共同経営ならせめて同額出資を。雇用なら、アルバイトでもなんでもいいので、きちんとした形での雇用をお勧めします。
開業時は想像以上に資金が必要になることがあるので、事前に調べた上に緻密な計画は欠かせません。自分は資金調達コンサルタントを行っているので、もし必要ならばご相談くださいね‼
個人事業主の『主』の字が示す通り、誰かが(出資者でしょう)代表となり、他の三人を給与所得者として雇用する事になります。 友達と四人で経営という誘いとは、大きく異なる内容になるかと思います。 往々にして飲食店は簡単に開業出来る反面、最初は赤字なのが当たり前で、その場合は最悪三人には無給になる事も考えられるのですが、そうなった場合トラブルになりませんか? 大切な友達なら、一緒に仕事はしない方が賢明だと思います。
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