解決済み
医療機器メーカーの求人に応募しようと思います。 仕事内容は組み立てだそうで、クリーンルーム内で注射器などを作るそうです。 仕事上の健康被害、安全管理等で注意すべき点は何かありますか?
毒性ガス、放射線… 会社の人に教えられた通りにやれば大丈夫ですか? 会社がズサンで…なんて事ありませんか? 具体的にどう注意すればいいですか?
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クリーンルーム作業経験者です。 クリーンルームでは確かに毒性ガス、放射線、レーザ光、危険な薬液・・・等が使われていますが、まともな会社なら正しく管理されており、従業員が気にする必要はないです。会社の人に教えられた通りに作業すれば危険なことはありません。 ************* クリーンルーム内作業での注意事項をお伝えしておきます。 ①水分補給 クリーンルームは一般的に年間を通じて25℃前後の温度で保たれています。湿度は低い(乾燥している)ことが多く、クリーン服、マスクを装着する関係上、冬場でもちょっと動くと汗をかきます。飲みものや食べ物はクリーンルーム内に持ち込めませんので、トイレ休憩を兼ねて適時(2時間に1回が目安)、水分補給をしてください。(慣れるまではやたら喉が渇くと思います。) ②視界が狭くなる フード付きクリーン服、クリーン帽、マスクの装着等で視界が狭くなります(特に足元)ので、歩く等の動作は常にゆっくりを意識する事をお勧めします。(慣れるまでは足元のゴミ箱を無意識に蹴ってしまったりします。) ③基本的注意 クリーンルームで働くことになれば、事前にクリーンルーム内作業の基本的な注意事項(安全、その他)の教育が行われるが一般的です。例えば、クリーンルームでは床のほこりを空中に巻き上げないように走ってはいけない・・・、クリーン服を手で払っては(バタバタさせては)いけない・・・、女性の場合、化粧は原則禁止(高いクリーン度のクリーンルームでは香水も禁止です。)・・・等があります。 ④基本的に立ち作業 クリーンルームのクリーン度次第ですが、クリーンルーム作業の基本は足の裏部分と指だけしか物に接触させてはいけません。(床に座り込む、椅子に座る・・・等は埃を空中に巻き上げる要因となるので原則禁止です。) もし、立ち作業である場合は、慣れる(2週刊ぐらいが目安)まで、足が痛くなるかもしれません。クリーン度が低いクリーンルームや専用のブースがある場合は座って作業 できます。 ⑤トイレ休憩 トイレ休憩自体は自由ですが、クリーン服の脱着時間を考慮する必要があります。慣れた者でも、脱いでいる間に漏らしそうになることがあります。トイレには早め、早めに行っておくことが重要です。着替えてクリーンルームに入ったとたんにトイレに行きたくなった場合等、かなりの作業時間をロスします。(トイレ時間+クリーン服の脱着+α) ⑥インフルエンザ等 クリーンルームには各種フィルターが装備され、常にクリーンな空気が循環するものですが、インフルエンザの様なウイルスまで微小な物は除去できません。クリーンルームではマスクをしますが、これもウイルスまで微小なものが除去できるものではありません。よって、ウイルス保有者がクリーンルームに1人いるとウイルスがクリーンルーム内に蔓延し、次々とクリーンルーム内の作業者に遷る・・・ことがあります。常に健康に注視し、風邪気味の場合等は早めに検診し、ウイルス性のものではないことを確認する・・・等の行動が求められます。(遷されることもあるし、自分が遷すこともある。) ⑦色盲、閉所恐怖症 クリーンルーム自体は危険性がありませんが、色盲、閉所恐怖症の人は一般的にクリーンルーム作業が認められません。色盲の人-危険を意味する赤や黄色が認識できないと危険に陥る可能性がある。閉所恐怖症の人-クリーンルーム自体が窓の無い閉所であることに加え、エアシャワーの通過等、更に狭い空間に入らなければならず、過度なストレスとなる可能性がある。 色々と書きましたが、慣れれば何ということはありません。一度経験してみるのもよいと思います。採用されることをお祈り致します。
医療機器のメーカーで、 仕事内容はクリーンルーム内で注射などの組立ですと。 一般的には、冷え症ですね。クリンルームはどうしても冷えるんです。 不安に思っている下記の事は まず、放射線は関係ありません。 放射線滅菌はそのメーカーで独自で設備持っていませんからね。 (例えば関東地区ではガンマー線(放射線)滅菌の設備をもっている滅菌工場が2ヶ所しかなくてみな、そこへ委託しているんです) 次に、ガス(EOG、エチレンオキサイド)滅菌ですが、自社で設備を持っていますが、 ちゃんとエアレーションっていってガス抜きですが、これを規定時間行わないで 扉明けて、中に入ったりしなければ良いのですが・・・・結構、待てなくて(笑)
クリーンな環境での作業なので特別に注意すべきことはないでしょうが、製品を汚染させないように気を付けなければなりません。 無菌性が保証されずリコールにでもやれば会社に大損失を与えることになりますから。 健康面で気をつけることとしては、放射線滅菌での放射線や、ガス滅菌での毒性ガスくらいでしょうか。 補足 放射線や毒性ガスから身を守るには、十分に科学的に検証された上で作成された作業マニュアルを守ることです。 ちなみに、GMP省令やQMS省令では、作業手順は十分に検証したうえで文書化されることを要求しています。この検証の作業をバリデーションといいます。
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